輝かしい令和5年の年頭にあたり、ご挨拶を申し上げます。
行動制限のない年末年始となりました。全国各地で久ぶりに賑わう様子が報道され、また、子供や若者の元気な姿を見るにつけ、社会、経済が徐々に回復し、村の活気も上向いて欲しいと、強く願いを抱いております。
私は、村長として2回目の正月を特別な想いで迎えました。それは、9年前、私が村議会議員となってまもない頃、スマートインターチェンジ(SIC)建設の提案があり、当時は「夢」のような話であると思っていましたが、いよいよ年内には実現する運びとなったことによります。
村の発展という面において、国道403号新矢越トンネル開通時と比較はできませんが、筑北SICは、大きな効果があると期待しているところです。村としても、開通を祝うとともに、村の発展につなげられるよう努めてまいります。
一方、村が抱える課題も多く、高齢化率は、県内でも極めて高く、全国的に人口減少が進む中で、高齢者等への福祉を充実させつつ、子育て世代への支援、若者定住等、重点をおいて取り組みます。
そのほか、社会インフラ(道路、橋、水道)の整備と防災減災による国土強靭化、国が進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)や脱炭素(カーボンニュートラル)の推進にも注力してまいります。
私は、今年の終わりに、一年を振り返る一字を「実現の実、“実(みのる)”」とすべく、村民の皆さん、関係各位のご協力をいただきながら、職員とともに一丸となって筑北村の発展および住民福祉の向上のため、尽力いたします。
よりよい筑北村、筑北地域をともにつくりましょう。
令和5年 元旦
筑北村長 太 田 守 彦
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