差切峡

RSS

作成:産業課
公開日:2012年04月12日

差切峡

39c.jpg 小川累層の硬い礫岩や砂岩の地層に麻積川がほぼ垂直に流れ込んだために、できた渓谷で、奇岩が多く、洞穴や滝も見られます。春の山ツツジ、秋の紅葉が映える絶景の地です。「天工の差切る岩や秋の水」と加藤犀水は、この風景をたたえています。昭和40年県告示412号によって県立自然公園に指定されました。明治初期の差切新道開通以来、この道路も改修が重ねられて、交通の便もよく、山清路に通じています。
100a.jpg

真珠渕・ドの渕

100b.jpg 差切峡の切り立った岸壁のなかで、唯一遊歩道が整備されています。
澄んだ水の流れの中に鯉・ウグイ・あぶらハヤ・オイカワ・カマカツ等の魚が生息しており、多くの釣り人が釣りを楽しんでいます。
また、ドの渕には、「熊の穴」と言う洞穴があり、そこに「一心不動尊」と書かれた石碑が建立されています。

差切峡の大蛇伝説と竜王大権現様祭り

39j.jpg 差切峡公園内に竜王権現像が奉られており、8月4日が縁日となっているが現在では、8月の第1週の日曜日に「龍王大権現様祭り」をおこなっています。
祭りには、地元にこんな言い伝えが残っています。

ニ百数十年も昔のこと。降り続く長雨で、修那羅にあった大きな池が崩れた際、主の大蛇も流されて、差切峡の「ドの渕(ぶち)」に住み着いた。ドの渕は水鳥を狙う狩人が集まる場所だったが、それ以来いざ撃とうとすると、この大蛇が頭を出して鳥を逃がしてしまう。ある日、一羽も捕れなかった狩人が腹を立て、大蛇の頭を撃ち抜き殺してしまった。すると次の夏から、ふちの周辺から無数の小さな蛇が現れ、人々を襲うようになった。そこで、近くに住んでいた生津迦(しょうづか)様という仙人が「この土地は恐ろしい蛇に呪われている」と、洞穴に蛇を竜王大権現として祭ったところ、無数の蛇の姿は消えたという。
この翌年から始ったと伝わる「竜王大権現様祭り」は、地元赤松地区の住民によって行われます。かつては山車も出たというが、過疎化で十九戸にまで減った現在は、竜を描いたのぼりを立て、笛と太鼓で奉納します。

このページの作成・発信部署

産業課

〒399-7501 長野県東筑摩郡筑北村西条4195

このページのトップへ